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とりあえず、やってみる。

旅 自転車 グルメ 音楽 などなど。

海外旅行につきまとうトラウマの話

今年のシルバーウィーク、イケてますよねぇ。

9/24・25に有給休暇をとれば、なんと9連休!!

これを逃さない手はないな!ということでカナダワーホリ時代の友人(N・S子←磁石か)と3人で海外旅行に行くことに決定。FU〜〜〜

 

行き先は色々候補があったのですが、結局ハワイに。
3人中2人(私も)はハワイ行ったことないし、共通の友人(みんな一緒にカナダの某ラーメン屋で働いていた)がハワイ在住なので会いに行こう、ということで。

 

さっそくハワイで滞在するホテルを探します。みんな貧乏なので安いホテルにしようという意見で一致したものの、安すぎるところはイヤだ、と。
その理由は3人とも同じでした。
とにかくベッドバグが出ないところがいい

そう。ベッドバグ・・・。
数年前のカナダ生活・アメリカ旅行にて私達を震え上がらせた恐怖体験。悪夢の日々。
海外旅行において、私が飛行機と同じぐらいに恐れるもの。(旅行好きのクセに飛行機嫌いなんですw)

そんな憎き奴らと闘い、一度は破れ、また立ち上がった、壮絶な思い出をここに記します。(大袈裟か)

 

セドナの風景

セドナ。このパワースポットを訪れた後に奴らに出会うなんて・・・。

 

 

恐怖の吸血鬼「ベッドバグ」とは

 

ベッドバグ(bedbug)とは暗闇の中でこそこそと行動し、ベッドやソファーの隅に暗くなるまで隠れ、夜になると眠った人に襲いかかる(血を吸いにくる)という大胆姑息かつ恐ろしい虫です。
ダニみたいなもんですが、成虫にもなると肉眼で発見できます。小指の爪の半分ぐらいのサイズ。(キモい!)
吸血されると強烈なかゆみを感じます。しかも朝起きた頃にはこそこそとベッドの隅とかに戻っているので最初はなかなか見つけにくく、気づいた時には大量に繁殖しているのです。

なんや、虫かい。大袈裟な。」と思うことでしょう。
ところがどっこい。このベッドバグは全米をも震撼させている、業者に頼んでもなかなか完全駆除は難しい「スーパー害虫」なのです。

 


最初の被害者 Nの証言

 

Nはメキシカン・コリアンの友人と3人で新しいアパートに住み始めて数日後、ベッドバグの被害に遭いました。

バンクーバーダウンタウンのアパートは短期滞在者が多く、部屋探しとなると、アパートの契約を家具ごと前居住者から引き継ぐ「テイクオーバー」が主流でした。
テイクオーバーの家具代にについてはお互いの話し合いで決定するものですが、Nの場合はこの家具代が安かったと喜んでいました。
・・・が、それが罠だったのです

この引き継がれた家具には既にベッドバグが棲み着いており、前の居住者はそれを知ってテイクオーバーをしていたのです・・・!騙された!

 

この部屋に住み始めてから、Nとコリアンの友人は体中をベッドバグに咬まれ、気が狂うほどの痒みに襲われました。(なぜかメキシカンは無傷)
その後、即座にアパートの管理人が業者を手配。2週間おきに殺虫剤を撒き1ヶ月以上かかってやっとベッドバグを撃退しました。
この闘いが終わるまでNはベッドで眠れず、パイプテーブル(※ベッドバグはパイプを登れない)で眠っていたため毎日どこかしら寝違えていました。(なぜかメキシカンは無傷

 


アメリカのモーテルで奴らと対峙

 

働いていたラーメン屋でスプリンクラー事件が発生し店が休業となったので、この休みを利用して同僚6人でLA〜ラスベガス〜グランドキャニオンあたりを車で旅した時のこと。

ホテルは予約せずに行き当たりばったりでモーテルに泊まる、というものだったのですが、セドナ近くの街のモーテルで、予期せず奴らに出会ったのです。

 

6人で2部屋利用することになり、N・S子・私(今回のハワイメンバー)が同部屋だったのですが、部屋に入った瞬間に
Nが「なんかこの部屋、あいつらがいる気がする。」と。
さすが経験者。勘が鋭い。

 

すぐさまベッドをチェックすると、隅々からベッドバグの痕跡&血痕が!!!私達は慌てふためき、荷物を持って部屋を飛び出しました。
別部屋もチェックに行ったけど、こちらは被害の様子なし。
そのままモーテルの受付に事情を話して私たちの部屋のみキャンセル。(めったに謝らないアメリカ人の「We're sorry.」を初めて聞いた。)

 

他の部屋もないし、近くのデニーズで一晩を過ごしましたw
このデニーズで「働き者のデニーズおばさん」と仲良くなったりして、3人の絆は深いものになりましたけどね。
ちなみにNはこのモーテルで幽霊(白人男性)にも遭遇していますw いろんなもんが出るモーテルやでw

 


そしてついに我が家にも・・・

 

アメリカ旅行でデニーズ泊をしてまでベッドバグから逃げ続けた私ですが、その数カ月後、バンクーバーのボロアパートである我が家にもついに奴らが出現したのです!!

 

 ▼たたかう
 ▼にげる
→▼なかまをよぶ

 

すぐさまアパートのマネージャーに電話!
(ちなみに約2年間のカナダ生活で一番必死に英語を喋ったのはこの時でしたw)

とりあえずマネージャーが見に来てくれるということなので、捕獲した奴を手に待機。ほどなくしてマネージャー現る。

 

すると彼は、殺虫剤とマスクを片手に満面の笑みで、
Are you ready to kill them?(ヤツらを殺す準備はできたかい?)
と・・・

えっ!ちょ!わたしが?!
うっそーーーん!業者呼んでくれへんのかーーーーい!!と聞くと、

「この隣の部屋で出現した時は、オレがこの殺虫剤で殺したんダゼ」とドヤ顔
いや、そのせいでこっちの部屋に来たんやないかい!と思ったけど、それを英語で言えないw


仕方なく、ルームメイトとともに殺虫スプレーと謎の粉を部屋の隅々まで撒きまくる。そしてこのスプレーが強力すぎ。息苦しくてこっち(人間)が死にそうでしたw

その後、2週間おきに死にそうになりながらも殺虫剤を散布したのに・・・
1ヶ月半後、また奴ら出現

 

こりゃキリないわ。無理無理。もうお手上げw

 

ってことでもう諦めて引越ししました。完全に負けた。虫に。
もうなんとでも言ってくれ、私達は領土を奪われたのだ。虫に。

 

バルサンがにあれば勝てたのかもしれません。でもカナダにはそんな優れたものがなかったのよ・・・。

 


と、こんな忌々しい敗北の経験があるので、私は未だにベッドバグを恐れているのです。
海外旅行ではベッドの隅をチェックすることを怠りません。どんなにキレイなホテルでもあいつらは出現するんです!

 

9月のハワイのホテルでは、あいつらに出会わないように今から祈りつつ、日頃の行いには気をつけようと心に誓うのでした。

 


おしまい